小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
吉葉ひろし
吉葉ひろし
novelistID. 32011
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

あなたの傍にいるから

INDEX|1ページ/1ページ|

 
昨日までの碧い空に

今日は空一面に雲がかかっている

透明などこまでも透明な

海の水が濁ってしまったようだ

あるいは

透明な誰よりも澄んでいる

あなたの心を曇らせてしまったようにも思える

飛行機が爆音を立てながら飛んで行くが

その機影は雲の上だろう

ぼくがいくら大声を出した所で

あなたの所までは聞こえないことを知っているけれど

秋の碧い空の日に

飛行機に乗って文字を書いてみたいと思う

澄んだ海のジュゴンに

伝えて貰いたいと思う

淋しくなったら海においで

哀しくなったら空を見て欲しい

何時でもぼくはあなたの傍にいるのだからと

何時でもこれからも永遠に

ぼくは君の傍にいるよ