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浮気性(?)×一途

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~受けサイド~

俺、三橋秋羅(みはしあきら)には彼氏がいる。
そいつは遠野夏流(とおのなつる)。
夏流は毎度のように俺以外の奴を部屋に入れ、
俺がいるのを知っているのに普通にヤる。
でも俺は、夏流のことが大好きだから嫌だけど、
嫌われたくないから許してしまう。
だが、もう限界だ。
「夏流、何回目だと思ってんの?」
「ごめん!もうしないから。」
もうしない、か・・・何回聞いたことか。
「俺、もう限界なんだよ。だから、別れよ。」
「は?なに言ってんの?」
「お前、俺のこと好きって言ってくれるけど、
俺のこと見てないし、他の奴ばっかりじゃん。」
「だから、もうしないって。」
「それ、聞き飽きた。」
言ってもやめてくれないし。
「俺のこと嫌いなのかよ。」
「好きだよ、だから逆に辛いんだよ!」
この学校、全寮制だから部屋に帰れば必ず夏流がいる。
「もう、い、やなんだよ・・・付き合ってるのに
ただの知り合いみたいで。」
おもいっきり本音をぶつける。
「秋羅。」
「な、んで、他の奴らにはキス以上のことするのに、
俺には、キスしかしてくんねぇの?」
もっと俺に触れてほしい。
「・・・ホントにいいのか?」
「え?」
意味が分からない。
「後で説明するから。」
夏流はそういうと、俺を押し倒した。
「ちょ、え!?」
「マジ、抑えられねぇから。」



「こ、腰が、いてぇ。」
「やっぱ、秋羅が一番いい。」
理由を聞いたところ、
夏流は俺とヤって抑えられなくなり、
俺に嫌われるのが嫌でキス以上が出来なかったらしい。
言ってくれればよかったのに。
「夏流、もう浮気すんなよ。」
「あたりまえじゃん。だから、これから毎日頑張れよ、秋羅チャン!」
ん?毎日・・・
「はい!?嘘だろ・・・これ毎日とか死んじゃうから!」
これからの俺の毎日は大変そうです。


終わり


10月9日
作品名:浮気性(?)×一途 作家名:しるき