文章と表現
読んでいて筋書きや内容の解りやすい文章と、読んでもなかなか理解できない文章もある。語彙で有れば事典を見れば解るが、内容が難解であると作者の意図が解らない。詩で有れば全体のイメージを掴めば良いのかもしれないが、創作はある程度作者の言わんとする事が理解出来なくてはならないだろう。
文章を書いていて、自分でも何を言いたいのかを解らなくなることがある。主題からそれてしまっていたりする。
有る方は、手紙や報告書などは解りやすく、創作は作者に考えて頂く意味を含めて、省略,飛躍、比喩、隠喩等を使うと言っていました。
それが作者だけが解る言い回しであったりすると、有るいは難解なように見せかけたものであると、読み手は理解できなくなります。
それならばとわたしは出来る限り、解りやすい文章にしています。幼稚な感じを与えますが、それでもある程度の含みを残したり、読者の判断する余地を残したりして、作品の幅を持たせようと考えています。
一件難解な作品は高度なテクニックを感じますが、読者に解らないのでは意味をなさない気にもなりますが、半面、難解な作品を理解出来ないのは読者がその水準に達していないのかもしれません。
私自身はその組みなのでしょう。
ですからどうしても読みやすい作品に目が行ってしまいます。
難解な作品も読んで勉強して行こうと考えていますが、当分は自分の作品は読みやすさを追求して行きたいと考えています。