後輩わんこ×先輩【シリーズ1】
俺、結城春(ゆうき しゅん)は
いつもアイツに振り回されている。
ギュッ
「センパーイ!!今日も会えて嬉しいッス!」
コイツ、神咲冬樹(かんざき ふゆき)
一つ下の後輩だ。
しかも、俺より10cmも背が高い。
「はいはい、いい加減会ってすぐに抱きつくな。」
「え~嫌です。だって、春センパイめちゃ抱き心地いいもん。」
「つーか、周りから変な目で見られるから。」
「そんなことあるわけないじゃないッスか!だって、ここにいるの俺らだけッス。」
確かに・・・ここ屋上にいるのは俺ら2人だけ。
まぁ、授業中だしな(笑)
「センパイ、好きだよ。」
コイツ、俺に会うたび告白してくる。
冗談なのわかってるって!
「わかってるって。」
「俺、本気だっていつも言ってるじゃん。」
「嘘付け、俺をからかってる「だけじゃない。」。」
言葉を遮られたが、神咲の目は本物だった。
「ねぇ、わかってよ。」
「・・・ムリに決まってんだろ。俺ら男だし。」
ギュウ
冬樹は春を抱きしめる力を強くした。
「センパイ、俺さこれからセンパイに全力でぶつかるから!」
「え、」
「だから覚悟しといて!」
「俺を惚れさせるってこと?」
「もちろん!」
このときの俺は、絶対にコイツには惚れないと決めたはずだった。
終わり。
糞な駄作ですんません。
久しぶりってこんなに手こずるなんて・・・。
この2人の行方を見守ってください。
10月1日
作品名:後輩わんこ×先輩【シリーズ1】 作家名:しるき