女装男子
クラスで人気のちえりちゃん
「次は体育だー」
「着替えようよーあっ曉ちゃんー、一緒に着替えようっ」
「ごめんね、私ちょっと遅れるからー」
「おいおい、ちえりちゃん一人で着替えるらしいぜ」
「除いちゃう?」
「つか、いつも一人だよな」
馬鹿か。お前ら男共は女子の着替えてるところを見たがるんだ、たしかにこの学年、いや学校で一番可愛い曉ちえりちゃんの着替えてるとしてでも。
学校で一番可愛い女の子がきがえてる…
学校で一番可愛い…女子が…
気づいたら、女子更衣室が見える場所にいた、よーしここからなら覗けるぞー、うへへ
「って、ちがうちがう。負けるな自分」
こんなことしたらザ・平凡野郎からザ☆変態野郎に格が下がる、いやなんかもう人間として駄目になる気がする。
「でも、ここからならあっちからでも分からないよな…」
ちょっとだけなら。
俺が欲望に負けて何分かたったころさっきまで何人か着替えてた女子更衣室は誰もいなくなった。
「なんだ、もう着替え終わったのかな」
気づくともうあと10分しかなかった、もう着替え終わったのだろうと、思ったが
更衣室のドアがあいて、一人の女の子が入ってきた、間違いない、曉ちえりちゃんだ。
「ふほー、可愛いなあー」
あんな細い足であんなに早く走れるのか、不思議でしかたない、さあ早く着替えてくれ!あ、やばい鼻血が。
こういうときは上を見上げればいいんだっけ。
「やばいやばい、」
興奮しすぎて鼻血がでたとか、もうただの変態じゃねえか。
「あ、とまった」
目線を女子更衣室にもどす、あれれ、誰だあいつ、くそイケメンがいるぞ?つかあそこ女子更衣室だよな?なんで男子がいるの?しかもイケメン。
「あ、あれって…鬘…だよな?」
よくみるとその鬘は、ちえりちゃんの髪型と似ていて、そのイケメン君をよく見てみると
「あ、目が合っちゃった」
やばいやばい!これはまじでやばい、これは…
「逃げる」
みんながいる校庭へダッシュだ!俺、頑張れ俺!