Automatic Memory
ドール
今から少しだけ時代の進んだ世界。
そこではドールと呼ばれるものが人々の生活の中に入り込んでいた。
言うなればアンドロイドしかし、話しただけでは人間とは見分けのつかない存在であるドールは人間と仲良くなって、いろいろな作業を手伝ってくれたりしている。
ドールの開発者はアンドリュー博士。
今でこそ量産型のドールがたくさん市場に出回っているがもとは6体のドールが元になっているという。
アンドリュー博士のドールに込められた願いは、みんなが理想の生活を送れるようになること。誰も困ったり、争いの起きないような世界になること。
そんな願いが込められた6体のオリジナルドールたちは今もどこかでひっそりと生きているのだろう。
作品名:Automatic Memory 作家名:影崎彼方