ほぼ週刊 ほぼレトロゲーム通信
第60回 マインドシーカー FC 超能力育成プログラム
2年ぶりにヌルッと更新する。
そんな記念すべきソフトはこちら、マインドシーカ―。
今のキッズ達はご存知ないでしょうが、我々の時代には超能力ブームと言うものがありました。
心霊ブーム、怪奇現象ブームなんてのも定期的にあり申した。
そらもう使徒が攻めてくるような2015年ジャストナウ現代であれば「加工www ファーwwww」「やらせwww ツイッターで目撃者いたしwww」などと一笑に伏されてしまうような事が、大真面目に大人が顔を付き合わせてTVショーをして、それを見てちびっ子は恐れ慄き震え上がったもんなのよ。
そして超能力、これは熱かった。
スプーン曲げやら透視やら、そらもう熱かった。
そんな熱いブームの中、全国から超能力少年及び少女が次々と発掘されたわけなんですけど、そんな超能力少年の一人が、このゲームの監修者「キヨタ君」その人で御座います。
このソフトはゲームではなくて、マジに超能力を鍛える為にキヨタ君から出される指示を、ただひたすら行うというもの。
プレイしてるとえぇ感じに脳が溶ける事必至。
逆に言えば脳を溶かしたい時はコレ! という1本です。
Aボタンに念力を込めて押すと画面上のランプが光るとか、ESPカードを当てるとか、そんな事を繰り返させられる。
とにかく感じるとかリラックスとか、そういう目に見えないものをえぇ感じに刺激してくるので御座います。
こんなもんずっとやってたら、確実に脳に支障を来たす。最高にハイってやつになる。
このゲームが発売してから17年後の2006年10月。
大麻取締法違反でキヨタ君は逮捕された。
脳を溶かしたいならマインドシーカーやってれば良かったのにね。
今週買ったゲーム
あ! 11月になってりゅぅぅうぅ!
星ドラに課金しよっと♪
レゲーだなんだと言っていた私も、ソシャゲ課金ババァになってる。
2年って凄い。
作品名:ほぼ週刊 ほぼレトロゲーム通信 作家名:有馬音文