ほぼ週刊 ほぼレトロゲーム通信
第1回 ラムのウェディングベル FC ACT
幼少期の私はうる星やつらが大好きでした。
そしてこのソフトを買ってもらったのです。幼少期といえば親に買って貰う以外にゲームを所持する術はなく、どんなクソゲーであったとしても、頑張ってなんとかクリアしようと試みるものです。
このゲーム、ラムちゃんが幼稚園児の状態から始まって、面を重ねるごとに成長していくので「大人になったラムちゃんが見たい!」と思いながら必死に進めたのですが、結局クリア出来ませんでした。3面くらいまでしか行けなかったと思います。
肝心のゲームの内容はといいますと、校舎の1階から始まって、エスカレーターを乗り継ぎながらの屋上を目指すというもの。なんで屋上を目指すかというと、よく分かりませんが、多分火事から逃げているのでしょう。なんせ時間経過とともに下から炎がせり上がってきますからね。炎に飲まれる前に屋上に行かねばならないのです。なんでかは知りません。全く説明ないですからね。
しかもこのラムちゃん、飛べないんですよ。ちょっと飛びあがるだけ。そのジャンプ力はマリオにも劣る上、炎が迫れば迫るほど処理落ちしちゃって、スーパースロージャンプになるのです。そのちょこっとジャンプと手から出る電撃を駆使しながら、面倒くんのタコやらクラマの天狗やらと戦いつつ、ひたすら屋上へ。なんかこのゲーム元となるゲームがあるみたいで、その設定・ゲームシステムをそのまま持ってきちゃってるんで、本気で意味が分かりません。
突き動かすのは成長したラムちゃんのワガママボディが見たいというエロ欲求のみ。そして無敵のエロスすら裸足で逃げ出す難易度。しかも音楽が終始ラムのラブソングのアレンジなので、めっちゃ耳につく事この上なし。
それでもたまに思い出しては無性にやりたくなります。炎から逃げるラムちゃんも、実に愛しいのです。
今週買ったゲーム
3DSウェア くるりんスッシー
単純なパズルゲームながらもクソはまってしまった。
PSVita アーカイブス FF9
1度しかクリアしてないので、すごい新鮮。
作品名:ほぼ週刊 ほぼレトロゲーム通信 作家名:有馬音文