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IMT0079殺人事件 第0楽章

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プロローグ『二人の少女の二重奏(デュエット)』


ここは東京都にあるダイヤモンドアイドルクイーンフェスティバル(DICF)。ここでは、多くのアイドルたちがダイヤモンドアイドルクイーンの座を得るために集めてきた。そんなアイドルの中でも、一際目立つ存在感を持つ少女がいた。彼女の名は日奈森亜夢(ひなもり あむ)。彼女が通う聖夜学園では、「クール&スパイシー」と評判で、聖夜学園の生徒だけではなく、他校生からも尊敬されたり恐れられたりしているが、実際は意地っ張りで口下手で恥ずかしがり屋なごく普通の少女である。そんな彼女に慕う少女が一人、桜井優亜(さくらい ゆあ)は、ティーン雑誌向けで活躍する小学六年生のカリスマ読書モデル。あむとは一つ年下でかつては同じ幼稚園に在籍していた。そのため、あむの事を先輩と慕われている。同世代からの絶対の支持を受ける一方、夢は「歌手になること」。すでに歌が好きであることを公言しており、モデルの仕事を休んで、亜夢を誘って、DICFに出場して来たのだ。
桜井優亜「先輩、早く早く!。」
日奈森亜夢「も~・・・ちょっと待って・・・・張り切りすぎるよ。優亜。何であたしまでDICFに出なきゃいけないのよ。」
優亜が自分を誘った理由を聞く亜夢。すると、亜夢は顔を赤くしてモジモジする。
桜井優亜「え・・・だ、だって・・・先輩・・・歌が綺麗ですから、この大会に出れば、先輩の魅力がわかると思いますから・・・そ、それに・・・せ、先輩と一緒に・・・出るのが・・・私の・・・夢ですから・・・・。」
亜夢をDICFへ誘った理由を話す優亜。亜夢の話を聞いた亜夢は・・・。
日奈森亜夢「・・・・か、勝手にしなさい・・・・・あたしは別に・・・どうでも良いけど・・・ま、まあ・・・ダイヤモンドアイドルクイーンになるのは・・・悪くはないけど・・・・。」
なぜか顔を赤くする亜夢。彼女は口下手で、実際は素直になれないだけである。
一方、東京都千代田区外神田にあるライブハウス「AKB48劇場」では、一人のアイドルがAKB48の正規メンバー昇格を決めるオーディションが挑もうとしていた。彼女の名は
星名ふれあ(ほしな ふれあ)。存在感のないダメっ子研究生で、何をやってもドジばかりで、今まで、AKB48の正規メンバー昇格を決めるオーディションを受けてきたが、一度も正規メンバーに合格した事はがなかった。今日は、幼馴染の北條乃愛(ほうじょう のあ)と共に合格を目指す。
星名ふれあ「う、うう~・・・ど、どうしよう・・・・。」
北條乃愛「しっかりしなさい。ふれあ。あんたがいつもこういうのだから、失敗するんでしょう。」
乃愛に注意されるふれあ。まだ緊張しているようだ。
星名ふれあ「う、うん・・わ、わかった・・・。」
北條乃愛「はあ~~・・・先が思い当たるわ・・・・。」
ふれあを心配する乃愛。ふれあは、会場の中へ入っていった。
後に彼女が、AKB48の正規メンバーに選ばれるとは本人達は知らない。
そして、この二つの少女の物語が同時に動く・・・。
作品名:IMT0079殺人事件 第0楽章 作家名:kimutake