小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
つゆかわはじめ
つゆかわはじめ
novelistID. 29805
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

ドッグダム(DOGDOM)

INDEX|83ページ/84ページ|

次のページ前のページ
 

最終章 王国の復活

 ドッグダム城に王国の旗が揚がった。精霊たちが旗の周りを飛び回り、旗がパタパタと翻っている。
 ドッグダム城の正門を潜ると石畳が続く。その先に大門があり、城の入り口に賢王の玉座が置かれていた。もちろん鎮座しているのは賢王ミウ。
その横に王妃レナとチャーリー・ジュニア・キングが佇んでいた。

 石畳の両脇はソルジャーとビーグル族が花道を作っている。その花道を恥ずかしそうに、いや胸を張って上がってくる一団があった。
 先頭はプリンス・ルイスとプリンセス・ラム。そして、ソルジャー・マスターのバドワイザー・オブ・アワジ・イシカワ=通称サン。
 フリーマン・アラン。そして、大活躍のハチベェ・・・ハナビ神父。
 ダンサーのワイエス・フラワーリング・ジェイピー・アイリス、ア・ペコ・オブ・ジェイピー、ハナ。
 タカコとトラジー。
 マイクと占い師チャコ。
 モモコとココ。そして、ソラ。
 ビーグル族からクッキーとべっちゃん。最後に、杖をつきながら、ちゃらんべえ・蘭丸。

 全員に賢王ミウ自ら勲章が授けられた。
 賢王ミウは一匹一匹を抱きしめながら賛辞を述べ、勲章を胸につけて回った。
 城の外が一般の犬達で大騒ぎになっている。衛兵達が必死になって押さえ込んでいた。

 全員がバルコニーニ出て、手を振ると、一斉に歓喜の雄叫びが上がった。

「ウオォ〜〜〜ン!・・・・ウオォ〜〜〜ン!」