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ある日見つけた君の存在。


あたしが今まで知らなかった存在。
ううん知ろうとしなかった存在。



一目で惹かれたあたしは、
笑うたびに唇の端から覗く八重歯。
それを見つけた時自然と君を見つめてたんだ


毎晩毎晩、君のことを想うたび涙がでちゃいそうになるの…



君が…好きだから。


何度も何度も心の中で唱えた言葉

『君が好き』

でもね、それは絶対叶わないんだ。

君にはもう大切な存在がいるから…。


あたしは"今日もまた枕を濡らしちゃうんだろうな"
そんなことを考えながら窓の外の真っ暗な世界を眺めた。