私は 人魚のおっぱいについている 貝になりたい。その一。
人魚のおっぱいについている
貝になりたい
『進化論』と『南海の大激突』
進化論と言えば「ダーウィン」ですね。スペシャル簡単に言えば、猿が人になる。
いや、ならないんだけどね。
そこ、細かく説明すると、めんどくさくなるので以下省略。
ダーウィンって、宗教者からいろいろと弾圧されたらしい。聖書には神様がすべての生き物を作ったって書いてあるから。海も山も宇宙も作れる「創造主」だからね。
今まで絶滅した種も含めて、神様はめっちゃいっぱい色んな動植物を創造したらしい。
化石が見つかってないだけで、大空を翔る鳳凰とか麒麟とか、本当は火を噴くドラゴンも『おっぱい貝』している着エロな人魚も存在したはず。翼の裏にマシンガンを隠し持っているハヤブサとか、目からレーザー光線を放つカニとか。おそらく、いっぱい創造したから遥か昔の地球は、すげぇ生き物てんこ盛り状態だったと考えられます。なので、淘汰されてしまいます。結局、適応して生き残ったのが今の生き物たちということで。
不思議なのは、マシンガン付ハヤブサが絶滅し、腕が鎌になっているだけのカマキリは生き残れたという事実です。
ダーウィンは、そんなこんな楽しい理屈を真っ向から否定してしまいました。
時代が時代なので宗教者の方々の是非は問いませんが、『聖書』を信じて、ダーウィンを糾弾してはいけません。
なぜなら、
『聖書』は神様を信じる人たちが残した「物語」だからです。
そう、あくまで「物語」なのです。
言い換えれば、
「ハリーポッター」を読むと、小さな木の枝から衝撃波が出そうな気になることと同じです。
「十三人の刺客」を見たフランス人が、日本の殿様は手を使わずにご飯を犬食いすると思い込んでしまうようなものです。
なんで、こんな話を思いついたかと言うと、
先日、長時間におよぶ会議の途中に退屈してしまい、資料の端に落書きをしました。
『マシンガン付ハヤブサ v.s レーザー光線カニ 南海の大激突』
俺の中では、なかなか格好よく描けたのに、それを見た隣席の同僚に、
「お前、中学生あたりから進化してないな」
と言われたからです。
バカ野郎、進化ってのはな、こんな会議より、もっともっと長い時間をかける地球のロマンなんだよ。
作品名:私は 人魚のおっぱいについている 貝になりたい。その一。 作家名:子龍