富士山登山を終えて
わたしの場合は
精神的な弱さをまざまざと
見せつけられた
大丈夫だろうか
最後まで登れるだろうか
降りてこられるだろうか
思考の針はプラスのほうに傾かず
始終マイナス要因を探し出して
揺れていた
気軽な格好で登る人もいる中で
一応山の経験もあるはずのわたし
それでも 自分を信じられずにいた
精神的な苦しみを存分に
味わいながら山頂に立つ
うれしい・・・
そんな感覚ではない
やったぁ!という気持ちでもなく
なんだろう
心からも
身体からも
ふぅ~~と力が抜けて
安心 安定 安穏
やすらぎ
そんな感覚だったようにおもう
そして
登山の中で最後に考えたことは
<いま このときを 大切に>
前を見過ぎ 先を読みすぎ
自分を辛くしてしまわないために