園川Season1
協力 背景及びキャラクター K・Nさん 企画・脚本 或徒
俺の名前は夏川零徒。昨日から園川学園に入学した新一年生。入学式を終え今日から本格的なことが始まる.....そして、時刻は6:30、学校に行くのはまだ早い。そして俺の家と学校はさほど遠くはない。だから7時起きでも十分間に合う。
ただし朝飯の時間を考えない場合だが。
でも俺にはやることがある。まずは朝食作り。今日はベーコンを焼いたのをパンの上に乗せて目玉焼きも乗せるのでいいかな。2人分。
えっ?何で二人分かって?それはもうじきわかるさ。
さてパンが焼きあがる前に昨日の分の洗濯物を洗おうかな(洗濯機の出番だ!)
次に昼の弁当を2つ作る。この2つは弁当の時間と放課後用
昼は一般の栄養分で放課後のは味が落ちているが栄養分が非常に高い設計だ
「疲れた後は味の薄い栄養分の高いもの。食べたくなるだろ?」
それと一緒だ。 メニューはこちら、 ご飯・きんぴら&サラダ(小)とミートボール少々、
2つ目はいつも同じだ、おかゆに近いごはん、あとサラダ。のみ。
消化がいいし腹持ちもいいんだよこれが。
おっとパンが焼けた、そろそろかな・・・・
「ウィッス~零徒!迎えに来たぜ!」
・・・・・頭が痛い、てか脳に響いて痛い。こいつの名前は夏目高貴
俺の古くからの幼馴染。服装がチャラい
でもこいつが1番の友達なんだよな。
「お前朝からうるせーよ。近所迷惑だろうが」
「ハハッごめんごめん次から気をつけるよ」
「またそれかよ、まぁいいや。ほら、朝ごはん」
「おぉ!今日はパンか!いっただきまーす!」
もうチョイ声を下げて食べることはできないのだろうか
ん?今何時だ? あ、ヤベェ!もう7:20分じゃねぇか!
「高貴!家で食ってる暇はないぞ!もう7:20分だ!」
「マジで!?超やべぇんですけど!」
本来はいつも7:00くらいに出て間に合っている。
今日はHRの時間がいつもより早いので7:50分までにはついていないと余裕がないのである
急ぎ足で加えながら登校する、本当はこんなことしたくない。
「お、園川名物 園川砂利道だぜ零徒!早く抜けてぇw」
本当は関わりたくない、言ってもいいだろうか?
それに園川名物でもないし園川砂利道なんて名前はない!
「ん?何か後ろから聞こえるな」
そう、その音は自転車の音、しかも猛スピード。
数秒後に、叫びが聞こえる、
「えっと、どいてくださぁい!」
その放った言葉は俺のすぐ後ろから聞こえた。よけれないな。うん
案の定俺とその少女はぶつかった
ドガッ!ガシャァアンズシャァァ
俺はとっさにその娘の腕をつかんでその娘だけ無傷で俺だけ顔面に大きな傷を負った。
「だいじょうぶか、零徒!」
「あの、ごめんなさい!」
「いってぇ・・・何すんだよ・・・・」
俺はその娘に怒鳴りつけたがしかし・・・・怒鳴れなかった、なぜかって?その娘、とてつもなくかわいい顔をしているからである、少なくとも俺が13年間で見た中で一番の美少女だ。
「えと、あの、お怪我、大丈夫でしょうか・・・?」
その娘は頬を赤く染めて、泣きそうな顔で俺を心配している。
「ちょっと痛いけど大丈夫だよ、心配しないで、」
本当はちょっとどころじゃない。尋常じゃないほど痛い
「えっと、本当にすみませんでした!後ありがとうございます!」
彼女は再び謝り、そしてお礼をいうとその場から走り去って行った(めちゃ遅いけど)
「高貴・・・・先行っててくれ、HRにはくるから」
「あぁ、わかった。」
そういい残し高貴はさっきとは思いもよらないほどの速さで学園内に入って行った(奇声をあげながら)
「うおぉぉぉぉ!」
よろけながらも俺もその後を追う、歩くのも辛い、でも何とか俺は朝練終了時間までに保健室についた、
「あら、どうしたの零徒?その傷」
「登校してたらいきなり自転車に乗ったかわいい女の娘に跳ねられた」
そこだけははっきりという。
「そうなの。じゃ、ちょっと手当てするから、じっとしてて。」
冬凪真紀(ふゆながまき)園川学園のマザーテレサと呼ばれるほど腕がいいらしい※ナツペディア調べ
たしかにそれも一理ある。この人が手当てをしていると親の温かみのような温もりを感じる。5年前以来だな、親の温もりってのも
その人は親ではないが昔母さんと知り合いだったらしい、俺と年も近いため(7歳違い)俺は普段は真紀姉さんと呼んでいる
「はいっ!おしまいっ!んじゃHRいってらっしゃい!」
最後強引だなそんなことも気にせず俺は自分のクラスつまり1年3組に戻る
姉さんはいつも強引なんだ、ちなみに美人の癖に独身なのでみなさん手を出してみては?(笑)
俺が戻るとちょうどHRの時間だった、セーフだ
席を見ると斜め上側で高貴がピースしながらなぜかウィンクをしていた。
いつも・・・・のこと?
「さ、昨日も説明したが忘れた人のためにもう一度自己紹介だ、私の名前は舘乃木優香だ!みんなよろしくな!」
舘乃木優香。この人もまた俺に関わりのある人物だ、父さんの知り合いで元のうまれは外国らしい、どこかはしらないけど。 ちなみに彼氏はいるっぽい
「さぁ、早速このクラスに転校生だ、入っていいよ!」
ガラッ トコトコトコ
「今日からこの学校でお世話に・・・なります、秋原紗希です・・よろしくお願いします・・・」
俺は持っていたペンを思わず落としてしまった何でかってこの転校生、さっきの自転車少女ではないか!
「席はどこがいい?」
「えっと、、、あっち・・・」
彼女は俺の席の隣を指定してきたではないか。
「あの、さっきはすいません」
「もういいよ、俺 夏川零徒っていうんだ、よろしくね、秋原さん。」
「えと、夏川君・・・でいいのかな、よろしくね」ニコっ
そのときに見せた笑顔は今日の傷を悪化させるほどのかわいさだった。