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愛の詩集「遥かなる出逢い」〔続〕

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悲しみの底にある時
神が私に遣わしたもの
それは私に
喜びをふんだんに与えてくれた

しかし神からのプレゼントには
きっと最初から
タイムリミットがあったのかもしれない

それはまるで
シンデレラの馬車が
カボチャに戻るように…

与えられたオモチャを
突然取り上げられた子供のように
泣き叫んでも哀願しても
タイムリミットには容赦がない

しかし今も
思い出だけは残っている
幸せなときを刻んだ
数々の思い出だけは…

シンデレラが王子との
心ときめくダンスに興じたように

しかし思い出は時として
ある意味とても残酷でもある
だけどそれを忘れない限り
きっと立ち直れる
きっと!

「嗚呼、あの時は幸せだったのだ」と思えるから

その為にきっと
神が遣わしてくれたのだろうから
その為の
タイムリミットだと信じて

そしていつかきっと
私のガラスの靴を頼りに
王子様が迎えに来ると信じて