小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!
二次創作小説
|
官能小説
ホーム
|
新規登録
|
novelist.jpとは
|
作品一覧
|
ランキング
|
コミュニティ
|
製本印刷
|
利用ガイド・ヘルプ
|
ログイン
マイページ | 小説の投稿 | 投稿作品の管理 | あしあと | メッセージ | プロフィール確認 | 設定変更
人気のタグ
|
ユーザー検索
|
コミュ検索
|
タグ
タイトル
紹介文
R-18作品を含まない
池本浩一
プロフィール
投稿作品を見る
お気に入り作家を見る
ブックマークを見る
novelistID. 35280
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン
>> PASSWORDを忘れた!
作品詳細に戻る
涙のわけ / 詩のようなもの
INDEX
|44ページ/49ページ|
次のページ
前のページ
憐憫
彼らのことを
かわいそうだと
心の中で思う青年は
センエツである
彼らのことを
社会的弱者などと
呼称するインテリゲンチャは
酷薄である
<―名づけることは
権力ではないのか―>
彼らのことを
「かわいそうネ」と
口に出して言う若い娘は
残酷である
言葉が ひびわれて 墜ちる
きょう
わたしはまた
ひとつの あるいは
無数の憐憫を扼殺する
作品名:
涙のわけ / 詩のようなもの
作家名:
池本浩一