「みつけたもの」
小説を書く私が見つけたもの。
それは、やはり小説。
たくさんある小説の中から、心の何かに引っかかった。
言葉?表現?雰囲気?
なんだろう。
文章から感じる優しさが心地よかった。
言葉の運び方がすごく私好みだった。
その小説に恋をした。
私もそんなふうに書いてみたいと。
そして、そんな物語を紡ぐ人に興味を持った。
どんな人がこの物語を書いたのだろうかと。
でも、それはまだそのままにしておこう。
作品を楽しんで、それからでも遅くない。
縁があるのなら、きっと私を待っててくれるだろうから。
了