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：あらすじ：
顔が良いだけの父親。そんな父親の彼女だか愛人だか妻だかに渡される金が気に入らなくて、薫はある日いつものように昼飯代欲しさに裏道でカツアゲに勤しんでいた。
空腹で死にそうな彼がやっと見つけたカモ。だがその財布の中には５０円しかいなくて。

ぶっ倒れそうになっていた彼にそのカモが声をかける。「良かったら家でご飯食べていく？」と。
もうなんでもいいなんか食いたい、とその男について行けば笑顔で出されたオムライスとケーキ。そして暖かいお茶。
どうしてだろう。遠い昔頭を撫でてくれた母の温もりを思い出した。




一匹狼年下不良×包み込みオカン系平凡。
変わらない日常の隙間に起きる小さな非日常を積み重ねて、僕らは変わっていく。
それでも過去の俺達をいつか振り返った時、君はきっと笑うだろう。

「変わらないね、僕たち」

―――変わらない笑顔で、そう言ってくれると思うんだ。



：注意事項：
＊ボーイズラブ（BL）です。男同士の恋愛に抵抗のある人は閲覧禁止。
＊いないとは思うけども、無断転載、パクリ等も勿論禁止。
＊読んだ後の「アナタノ小説トテモ不愉快ナッタ！」などの苦情は受け付けません。あぁやだな、と思った時点でGO　TO　BACK！（綴りあってる？←）
＊登場人物が不良ということで、未成年の「喫煙」「飲酒」表現が出てくることもあるかもしれませんが、あくまで「二次元の中で生きる架空の人物だからこそ」の表現です。実際に現実の未成年の喫煙飲酒を肯定してるわけでも推奨しているわけでもありません。
＊過度なものは技量的に寧ろ書けないと思うのですが、「暴力表現」「裏的表現」が入る可能性もございますので苦手な方はお気を付け下さい。大好き！という方は過度な期待をしても所詮ヘタレな作者が書くものだから答えられないよ！（笑