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千晶
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焼けた空
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0.プロローグ
秋空。
夕方になると、夕焼けがとても綺麗な一本道がある。
そこを通ると、うろこ雲も、木も、俺も
全部赤くなる。
何か、生温い物が頬をつたう。
「…母さんが死んだ日、こんな夕焼け空だっけ。」
あの日の方が、もっと赤黒い夕焼けだった気がする。
俺だけかもしれないけど、あの夕焼けはどこか悲しげに見えた。
今日の夕焼けとは、また違う。
5分、10分とそこに立ちつくす。
そっと、涙を右手でぬぐった。
「…家、帰らなきゃ。」
ゆっくりと、足を家路へと向かわせた。
作品名:
焼けた空
作家名:
千晶