任天堂DSソフトの威力!~小説家志望?の我が子たち~
昨日の夕方のことです。
歯医者から帰ってきたA子が私に言いました。
ママ、私、自分の書いた小説をどこかに応募したいんだ!
そうなのです。小説らしきものを書いているのはウチの娘こと長女だけでなく、
次女のA子もなのです。
それに、A子は日本史も大好きで、子ども向けの歴史物語などを熱心に読んでいます。
私の知らない歴史上人物の名前までよく知っているんです。
A子の口から、自分の作品をどこか出したいと聞いたのは実は、それが初めてではありません。
実際に、このブログで小説を連載している小学生のお子さんもいるようなので、
私は手始めに、このブログに掲載してみてはと提案したのですが、どうやら、
彼女はどこかの賞に応募したいらしい。
なので、私はネットで調べてみました。
すると、12歳の文学賞というものがありました。
小学生であれば誰でも応募できるというものです。
私はとりあえず、それを勧めてみました。
原稿用紙五枚以上から百枚までが規定枚数。
締め切りは九月末日なので、本当に出す気であるのなら
夏休みの終わりまでには仕上げておいた方が良いよともアドバイスしたんです。
とにかく作品を完成させるところまでは自分でやりなさい。
後の応募に関するコマゴマとしたことは手伝ってあげるから。。。
とも言いました。
私自身が小説を書いているので、A子の気持ちはよく理解できます。
書きたいという気持ち、自分の作品を誰かに読んで欲しい、また、どのくらいのものなのか
評価を知りたい。。。本当によく判ります。
しかし、また、小説を書くということの厳しさもどれほど険しい道のりであるかも
身にしみて知っています。
母としては、娘が自分同じ志を抱き、同じ道を歩んでくれるのは嬉しいので、
できること、協力は惜しまないつもりです。
ところで、その文学賞の賞品というものにA子は興味があるようでした。
そこは原稿用紙五枚から応募できる部門と、はがき一枚で応募できる部門があり、
何とはがき部門の大賞賞品は、
任天堂DSソフト五本{
これを聞いていた他の子どもたちまで集まってきて、
ウチは興奮状態のるつぼとなりました。
中3の長女ウチの娘までもが
え、ええ~?。それ、私も出すわ
とやる気満々。かと思えば、小6の息子までもが
ボクも出すよ!
と宣言します。ふだんから小説どころか感想文すら書くのが嫌いなくせに。。。
母はあきれ顔
どうやら、子どもたちの狙いは賞品のDSソフト五本らしい。
いやあー、驚きました。ウチの子たちだけでも、DS五本貰えると聞いただけで、
応募しようかという気になるのですから、全国の小学生たちは皆
ワタシもボクも
と、続々と名乗りをあげることでしょう。主催者側も子どもの心理をよく見抜いているものです。
ちなみに、原稿用紙部門の大賞受賞者には
ノートパソコン&図書カード十万円分&賞状
が出るそうです。
ワタシ的には、こっちがよいかな、なんて、どうでも良いことまで考える母でした。
豪勢ですよね。でも、私は今までに賞金とか賞品狙いで応募したことは
実は一度もないんです。
不思議なようですが、賞品なんて、どうでも良いんです。
自分の書いた作品をとにかく評価して貰いたくて、大勢の人に知って貰いたくて
応募したことはありますが、賞金が欲しいから、あの賞品が。。。と思って
応募した憶えはありません。
そんなものは、欲しければお金をためて一生かかってでも買えば良いんです。
でも、評価はお金では買えない。正々堂々と実力でしか勝ち取れないもの。
だから価値があるのだという考え方。
子どもの頃から変わらない考えなので、ウチの子どもたちのように
あのおもちゃが欲しいから、賞に応募するんだと思ったことはありません。
私もおもちゃはあまり買って貰えなかった子ども時代でしたけれど、
そうでしたから、我が子たちを見ていると、不思議な気がします。
まあ、時代が変わったということでしょうか?
ウチの娘は、その賞が小学生限定だと知るや、弟に
アンタ、私が代わりに書いてあげるから、あんたの名前で
はがき部門に出すんよ
と、とんでもない提案を持ちかけています。
もちろん、私は駄目!
と止めましたし、娘も流石にそこまではやらない。。。
いや、判らないな。ウチの娘なら。
いささか心許ない母ですが、とにかく、はがき一枚でDSソフト五本というのは、
今時の子どもにとってはパラダイス
のように聞こえるらしいです。
これには驚きでしたね~。
A子は本当に応募するのかどうか、今、思案中らしいです。
さて、お話は変わりますが、ただ今、私が読んでいる小説はコチラ。
契約結婚をテーマにした小説です。
以前、私も契約結婚を描いたことがあるので、とても興味があります。
自分の書いたテーマと同じテーマの他の方の小説作品を読むのは、
面白いし勉強にもなるんです。
自分はこういう切り口でいったけど、なるほど、こういう描き方、とらえ方もあるのだなと
新しい発見にもつながります。
新作にとりかかるまで、今月は時間があるので、その間のあいた時間には
せっせと興味のある本を読んでみようと思います。
作品名:任天堂DSソフトの威力!~小説家志望?の我が子たち~ 作家名:東 めぐみ