我的愛人 ~涙あれども語り得ず~
序章
満州国
1932年から1945年の間、満州(現在の中国東北部)に存在した国家。帝政移行後は「大満州帝国(大滿洲帝國)」或いは「満州帝国」などとも呼ばれていた。
川島 芳子
清朝の皇族粛親王の第十四王女である。
粛親王の顧問だった川島浪速の養女となり日本で教育を受けた。日本軍の工作員として諜報活動に従事し、第一次上海事変を勃発させたといわれているがその実態は謎に包まれている。
戦後間もなく中華民国政府によって漢奸として逮捕され、銃殺刑となったが、日中双方での根強い人気を反映して現在でも生存説が流布されている。
婉容
清朝及び満州国の皇后。17歳の時、清朝の廃帝宣統帝(愛新覚羅溥儀)に皇后として迎えられた。しかし、夫婦仲は次第に冷めていく。鬱屈した気分を晴らそうとした婉容はアヘンに手を出し、重度の中毒に陥った。
日本の敗戦後、吉林省延吉の監獄内でアヘン中毒の禁断症状と栄養失調のため、孤独の内に死亡したといわれる。
~各wikipediaより~
作品名:我的愛人 ~涙あれども語り得ず~ 作家名:凛.