俺とそいつの7日間
3日目。
朝、凄い頭痛が・・・。やっぱりメクチュとマッコリのちゃんぽんがいけなかっ
たかな。頭を押さえながら、メールをチェック。あれれ〜トラブル発生。早急に
対応されたし。」これ、どっかで見た気が・・・・デジャブかな?
送信済みメールをチェック。「知らねーし。酔ってるし」という返信が・・・・
あっちゃぁ! やってもうた!
ぎゅるぎゅるぎゅる・・・・
ん? 腹いてぇ。
急に便意を催し、トイレへ。座って用を足そうとしたその瞬間。
(おーい。俺だぜぇ。ワイルドだぜぇ。)
と、俺のそいつが自己主張を始めた。
まるでタラコ唇のように膨れ上がったそれは、ジンジンと熱い波動を周囲にみな
ぎらせながら俺に話しかけるのだ。
(お前、いいもん食ったなぁ。 今日は逃がさねぇぜぇ。)
そいつがえづく度に、救いようもない熱いものがこみあげ、「ううっ」と呻き声を
発せずにはいられない。俺はトイレに張り付いたまま、動けなくなった。
堪らず、傍らにある、ウォシュレットのボタンを押した。
(ひーーーーーーはーーーー! ワイルドだぜぇ!!)
そいつが雄たけびを上げた。ウォシュレットお水温が最高にセットされていたのだ。
辛いものを食べたあと、熱いお茶を飲んだ時と同じ現象が、おれの下半身に起こ
っていたのだ。
そいつの自己主張を何とか収め、ズボンをはいて仕事へ。
今日はちょっとおとなし目のやつを食べよう。