水世界
心光
爆発した 美しい光
人の心
きっと どこまでも 輝いて 燃え尽くしてしまう
そして
まっ白で なんにも残らなくなるまで
どこまでも どこまでも
光
悲しいなら 涙を
嬉しいなら 笑顔を
そして この皮膚をにぎりしめて にぎりしめて
強く つよく
なにも分からず
ごちゃ ごちゃ に なるなら
叫びを
痛いのか 痛くないのか 熱いのか 冷たいのか
きっと もう おんなじ
人の光
眩しい 真っ暗 悲しい
けれど 嬉しい 苦しい 叫んだ
叫んだ
走れ 走れ 心よ走れ
たどり着く場所など何も無い
それでも 走れ 走れ 走れ
息絶えるまで
ああ 白いな まっ白 なんにも見えやしない
目が焼かれてしまう
涙こぼれ
こぼれ
それが幻でも
落ちてゆく涙
そのきらめきの悲しみを 私だと思った
(光は痛み)