水世界
心の絵
空っぽの心を見つめて
その空白に絵を描きたいなと思った
空虚なら きっと 何の色もないから
どんな色にでもなれる
素敵な絵を書きましょう
夢のような
甘い
幸せを
涙のように
悲しい
人を
そして生まれた温もりを あなたと呼びましょう
その温度はたしかに生きていて
この星の上 息をしている証となる
苦しみ 苦しみ 苦しみ…
そして、誰かを愛することができたなら
涙はあたたかく流されることでしょう
生きている
そう叫んでいる
空虚な心は 空虚なままでも 命を愛することで色づくでしょう
ほんのわずかな光でも
それでも
ただ、生きているのです