アジアへGo!
韓国出張は、事前スケジュールの調整が長引き、
ホテルの手配が間に合わなかったので、急遽韓国のエージェントに
お願いしました。
今回は部長さんとの2人旅です。
泊まったホテルの部屋は無駄に広く、ロフトが付いていて、
そこにベットがもう一つ付いてました。
キッチン、洗濯機、乾燥機、なんでも付いていて、まるでマンションの様でした。モニター付きのインターフォンまで付いています。
僕の部屋は何の問題も無かったのですが、部長さんの部屋は、
?お湯がでない。
?部屋の掃除をしてくれない。
?夜中に電話のベルが鳴り、たたき起こされた。
と、こんな状態で、フロントに苦情を入れてくれと頼まれ、
対応しましたが、フロントの態度がこれまた良くないのです。
「へんな言いがかりは止めてください」みたいなあからさまに嫌な
態度をされました。
その態度を見て、部長は、「金払わんぞと言え!」
「なんだ、お前の態度は、責任者出せと言え!」とか、
人が通訳すると思って過激な事を耳元でささやくのです。
私は英語しか出来ませんし、相手もネイティブでないので、
感情的な英語表現は得意ではありません。
極端に言えば、
「お金は払わなくても良いですか?」とか
「貴方の上司とお話がしたいです。」とか
そういう紳士的な表現になってしまいます。
相手も、
「それは、当方では出来かねます。」
という表現で返してくるし、
部長の感情とは裏腹に、紳士的な交渉になってしまいます。
腹の虫の収まらない部長は、
「君! 交渉が甘すぎる! そんなんだと、今後の商談や契約交渉も先が
おもいやられるな!」と、怒りの矛先を僕に向けて来たのでした。
(だったら、おめーが直接言えよ!!)
チェックアウト時、
「二度と来るかっ!!」
と、捨て台詞を残した部長さんですが、
(二度とおめーと来るかっ!!)
と、捨て台詞を残したい気分の私でありました。
だって、
?お湯がでない。
→部長さんの操作ミスだった。
?部屋の掃除をしてくれない。
→部長さんが掃除不要の札をドアに貼っていた。
?夜中に電話のベルが鳴り、たたき起こされた。
→部長さんが、モーニングコールの設定を誤った。
という事だったのです。
ああ、板ばさみ・・