アジアへGo!
母の晋州市への里帰りを無事終えました。
若い頃大怪我をして足が少し不自由な母が、階段を踏み外しはしまいかと、
ヒヤヒヤしましたが、何事も無く帰国できて安心しました。
母は小さい頃、市内を流れる大きな川で遊んだ事を記憶していました。
バスの車窓から見える大きな川を見た時、それが南江という
名前の川だということを思い出し、地図で確認したところ、
その名前の川であることが分かりました。
川岸には広大な芝生の丘が続き、馬が放牧してあったと聞きましたが、
そのような広大な丘は見当たりませんでした。
ただ、川岸に「晋州城」という昔の城があり、博物館も併設されていたので、
入場して中を見たら、広大な芝生の丘が続いていました。
昔なら馬を放牧していたかもしれません。
母が住んでいた家の近くには、市場があったということで、
地図で探すと、確かに中央市場という市場が存在していたし、
通っていた南江小学校も現存していました。
驚いたのは、母の記憶はそこの場所の記憶よりも、味覚の記憶として鮮明に残って
いたという事です。
タラを干したものや、するめにコチュジャンという辛味噌をあえて作る漬物の
味や、カンジャンケジャンという蟹の醤油付けなどは、幼少の頃に良く食べた
味だそうで、たいそう、懐かしそうに食しておりました。
晋州から帰った後は、釜山のロッテデパートやEマートで買い物をして、
「あの頃の朝鮮(韓国)がこんなに発展するとは思わなんだ。」
という感想を残し、とても満足した様子で帰りました。
別れ際、「ありがとうね、楽しかったよ。」と言われ、
連れて行って本当に良かったと思った次第です。
さぁ、明日からベトナムでバリバリ働くぞー!!