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夜にこっそり外に出た。

夏に買ったまま放置していた花火を持って河原まで来た。
湿気ってなきゃいいんだけど、一人ごちて火を点けた。
とたんに色鮮やかな光が勢いよく飛び出し、白い煙はひんやりする風に流される。

意味なんて無い、無いからやった。

…でも違う、虚しさしかを感じない。