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鏡の中の自分はとても魅力的だった。
ほっそりとして、色白で、にこやかに微笑んでいる。
私が瞬きをすれば瞬きをし、手を振れば手を振る…
当たり前だ。
鏡なのだから。

でも私は脱いだ靴で叩き割った。

この嘘つきめ！
これは逆さ鏡、本当の自分とは全く逆の自分を映して見せる鏡なのだ。