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もう限界、息が上がって目が回りそう。

同じ方向に帰る同僚に
「俺、君が好きって…知ってる？」
まさかの両思い発覚に、驚いてつい逃げた。

ブーツは走りやすくって、ここどこよ？
「ゴメン」
不意に腕を掴まれて最後に聞いた声がした。
それ私の台詞、でもそうじゃなくて
…本当嬉しい。