court conte 01
暮れた川辺の道を二人で歩く。緊張しながら、でも手は離さずに。
後もう少し、ほん少し先で道が別れる。
そしたら“また明日“って手を振るんだ。
寂しいけどいつもの事で、そのいつもに僕は甘えていた。
この時の僕達は、まだその明日が来ない事を知らない。
愚かだったと後悔する事も…
後もう少し、ほん少し先で道が別れる。
そしたら“また明日“って手を振るんだ。
寂しいけどいつもの事で、そのいつもに僕は甘えていた。
この時の僕達は、まだその明日が来ない事を知らない。
愚かだったと後悔する事も…
作品名:court conte 01 作家名:薄桜