小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!
二次創作小説
|
官能小説
ホーム
|
新規登録
|
novelist.jpとは
|
作品一覧
|
ランキング
|
コミュニティ
|
製本印刷
|
利用ガイド・ヘルプ
|
ログイン
マイページ | 小説の投稿 | 投稿作品の管理 | あしあと | メッセージ | プロフィール確認 | 設定変更
人気のタグ
|
ユーザー検索
|
コミュ検索
|
タグ
タイトル
紹介文
R-18作品を含まない
maki
プロフィール
投稿作品を見る
お気に入り作家を見る
ブックマークを見る
novelistID. 5734
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン
>> PASSWORDを忘れた!
作品詳細に戻る
桜【詩集2】
INDEX
|26ページ/50ページ|
次のページ
前のページ
淀んだ夜の底から
生ぬるい淀んだ夜の底から
遙か遠い空を見上げる
小さく欠けたオレンジ色のねっとりとした月が夜空に浮かぶ
最後に空を見上げたのはいつだったろう
星が美しいと思ったのはいつ?
都会の言う名の腐った海の底で
ただ今日の一日を過ごすことだけに追われ
遙かな高みに輝く光を見失ったのはいつのことだったのか
もう……思い出せない
ヘドロのように腐った都会の底を這うように足を引きずりながら
今日もねぐらへと戻る道をたどる
作品名:
桜【詩集2】
作家名:
maki