小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!
二次創作小説
|
官能小説
ホーム
|
新規登録
|
novelist.jpとは
|
作品一覧
|
ランキング
|
コミュニティ
|
製本印刷
|
利用ガイド・ヘルプ
|
ログイン
マイページ | 小説の投稿 | 投稿作品の管理 | あしあと | メッセージ | プロフィール確認 | 設定変更
人気のタグ
|
ユーザー検索
|
コミュ検索
|
タグ
タイトル
紹介文
R-18作品を含まない
maki
プロフィール
投稿作品を見る
お気に入り作家を見る
ブックマークを見る
novelistID. 5734
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン
>> PASSWORDを忘れた!
作品詳細に戻る
桜【詩集2】
INDEX
|14ページ/50ページ|
次のページ
前のページ
彼の国
秋風そよぐ夕暮れに
重たげな穂をつけた稲が
そっと頭を垂れる田の畦をそぞろ歩く
橙色に染まった空に
群飛ぶトンボに思いを馳せる
あれは彼の国から会いに来てくれた
懐かしい人々ではないのかと
逝き遅れてしまった者を
迎えに来たのではないか
遠いあの日に思いを馳せる
我らの道はどこで分かたれてしまったのだろうか
我らはなぜ生き残ってしまったのだろうか
彼らは遠い彼の国へと旅立っていったのに
私たちを置いて
遠い世界へ
作品名:
桜【詩集2】
作家名:
maki