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のび太のBIOHAZARD『THE NIGHTMARE』

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AREA7『恐怖の生物兵器』


のび太は3階南舎に着いた。
「よし、じゃあ早速探索を始めるか。」
と言うとのび太は、パソコン室に入り、探索を始めた。中には、27台余りのデスクトップパソコンがあった。しかし、のび太はパソコンを気にせず探索をした。
・・・・・・・・・しばらくしてのび太はあるものに気がついた。それは額縁に飾ってある絵のようなものだった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・ん!この絵の裏にダイヤルのようなものが隠されているぞ。どうやら3桁の数字を入れるみたいだな。・・・・・・・・・・全く判らないな。後にするか。」
とのび太が言うと、何かの音とともに何かが下りてきた。
「「「KISHAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA。」」」
「さっき調理人室にいた化け物!しかも3体もいる!」
のび太は咄嗟に後ろへ避けたが、すぐ後ろが壁であり距離を詰められる。
「っっっっっっ!万事休すか!!」
しかしのび太が諦めかけた瞬間、ドアが開いた。
「コノォ、喰らえ!」
ドアを開けて現れたスネ夫は『UZI』を連射する。3体の怪物達は断末魔の悲鳴をあげ、倒れた。
「「「GISYAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA。」」」
怪物を片付けるとスネ夫はのび太に駆け寄り、話し掛けた。
「大丈夫だったか?のび太。」
「ああなんとか無事だ。助かったよスネ夫。それにしてもよくここに僕がいるとわかったな。」
「ここの近辺の探索をしている時にのび太の声が聞こえたからちょっと行ってみようと思ったんだ。」
「・・・・・そうか。それとスネ夫。ちょっとこっちへ来てくれ。」
そう言うとのび太は額縁の所まで来て、スネ夫に言った。
「この額縁の裏にダイヤルが隠されているんだけど解除できる?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・ちょっと待ってくれよ。」
と言うとスネ夫は教卓のパソコンに向かって行き、ディスプレイを見た。
「のび太、こいつを見てみろよ。」
とスネ夫に言われるとのび太は教卓へ行った。
「ん、何なんだ?」
「このパソコン室のパソコンは全て電源が切れてるのに教卓のパソコンには数台のパソコンが電源オンの表示になっているんだ。つまり、この電源オン表示になっているパソコンの数がパスワードになっていると思う。パスワードのダイヤルは3桁だから3つある机の西側を100の位、真ん中を10の位、東側を1の位だとすると・・・・・・・・・・・538だな。のび太、早速入力してくれ。」
とスネ夫がのび太に言うと、のび太はダイヤルの所まで行き、パスワードを入力した。
「えっと・・・・5・・・・・・・3・・・・・・8これでどうだ!」
・・・・・・・・・・カチャ。
何かの音とともに上から梯子が下りてきた。
「パスワードが合ってたみたいだぞ。」
「よし、スネ夫早速入ってみよう。」
と言うと2人は梯子を昇った。昇った先は宝箱のある小さな小部屋だった。
「よしスネ夫、宝箱を開けてみるよ。」
「ああ気をつけろよ。」
そしてのび太は宝箱を開けようとした。しかし宝箱は鍵が掛かっているらしく、開かなかった。
「スネ夫、宝箱が開かない。」
「鍵穴はあるか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何処にもないな。」
「じゃあ多分ここら辺に仕掛けがあるんだな。おそらくそこにある女神像の窪みだと思う。」
と言ってスネ夫は宝箱のすぐ右側と左側にある女神像を指差した。
「・・・・・・・・これか。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ん、この大きさどこかで・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あ!もしかしてこれか!」
するとのび太はポケットの中から赤い宝石と青い宝石を取り出した。そして試しにスネ夫の方から見て左側の女神像に青い宝石を嵌めてみた。
「嵌めてみたけど、何も起こらないな。反対側にも嵌めてみるか。」
そしてのび太は反対側ね女神像に赤い宝石を嵌めた。すると何かの物音がした。
・・・・・・・・・・カチャ。
「ん。今の音は宝箱の鍵が開いた音じゃないか?」
「うん。確かめてみるよ。」
と言うとのび太はもう一度宝箱を開けてみた。すると今度はすんなり宝箱が開いた。
「中身は・・・・・・・・・・・・・・鍵か。タグに理科室と書いてあるな。」
「つまり理科室の鍵か。早速行ってみようぜ。」
一通り探索を終えると、のび太とスネ夫はパソコン室に下りた。
すると・・・。
RRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRRR
突然のび太の通信機が鳴った。
「こちらジャイアン。のび太、無事か?」
「ジャイアン!こっちはなんとか無事だよ。なんかあったの?」
「一回全員の探索結果を確認して整理しようと思うから保健室に来てくれ。」
「ああわかった。ここにはスネ夫も一緒にいるからスネ夫と一緒に行くよ。」
「そうか。おまえらが最後だ。気をつけて来いよ。」
のび太がジャイアンとの会話を終えるとのび太は通信機を切って、スネ夫に話し掛けた。
「どうやら全員保健室に集まっているらしい。探索結果を整理するだってさ。」
「成る程。じゃあ早く行こう。」
そしてのび太とスネ夫は保健室に向かった。保健室には既に皆が揃っていた。のび太とスネ夫が部屋に入ると、ジャイアンが皆に向かって言った。
「よし皆集まったな。じゃあ早速探索結果の鍵や資料を提出してくれ。ついでに銃火器の弾丸の配分もしたいからそれも出してくれ。」
とジャイアンが言うと、全員は探索結果と銃火器の弾丸をテーブルの上に出した。まず、探索結果の整理を行った。書類などは全員が目を通した。提出された鍵はのび太が見つけた理科室の鍵だけだった。その鍵を見たジャイアンが皆に喋った。
「・・・これは理科室の鍵みたいだが、誰か行くか?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
話を聞いていた皆は黙っていた。しかし、のび太が言った。
「僕が行ってくるよ。」
「のび太が行ってくれるか。この学校も何が居るかわからない。気をつけて行けよ。」
「ああ判ってるさ。」
「よし、じゃあ全員にこのバックを配布する。」
と言うとジャイアンは後ろの長椅子からバックを取った。それを見たスネ夫は驚いたように言った。
「・・・・・・・・・これはケブラー製のバック!?何で学校にあるの?」
「さあ知らない。健治が探索の途中で見つけたらしいけどな。」
すると健治が言う。
「俺はそのバックは普通のバックに見えたけどな。ケブラー製だったとは判らなかった。」
「まあそんな細かいこといいじゃねぇか。」
「そうだね。」
のび太が相槌をうった。