月光を聞きながら・・・
闇が音を立てぬ黒猫の様な足取りで
裏路地を通り過ぎる。
私はそれを目の端に捉えたまま
涙を流して川面を見つめる
そこに映るのは
美しい満月の影
静かに降り注ぐ月の光
サラサラと流れる川の音が
まるで月の降り注ぐ音の様
あの時はいつも
夜空を見上げれば
形を変えながらもいつも
空に月があった様に
いつも君がいてくれたのに
今は君がいないボクの隣を
忙しない夜風が通り抜けてゆく
あぁ、愛しい君へ
この月の光の様に
ボクの思いが届けばいいと
誰もいない街角で
一人空を見上げている
※月光を聞いていたらなぜか飛び出して来た詩。
別れても思い合う二人?なんですかね?
書いてる本人にもよくわかりません^^;
作品名:月光を聞きながら・・・ 作家名:砂漠えるふ