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苦しいのだけれど

ゴールまでは走らなければ自分を失ってしまう気がする

たったの5キロであっても

足が重い　息が荒い

どんどん置いて行かれる

参加しなければ良かった

でも足は動いてくれた

完走と言う目的があった

あなたに知らせたかったから

燧岳をあなたと登り雲海を見たとき

苦しさを忘れた

ゴールにたどり着けばきっと何か歓びが

迎えてくれるだろう

見知らぬ女性が

「がんがりましょう」

と笑顔で言ってくれた

それだけの言葉で元気になった気持ちになれた