君には
これは 君の科白だから
”苛々するんだよね”
まだ 我慢できるから
”僕のこと嫌い?”
答えは 見えてるから
”君の方こそ”
踵を 返してしまうから
”ほっといてよ”
本当に 君は放ってしまうから
”怪我したんだ”
別に どうでもいいんだろう?
”友だちに戻るよ”
死ぬより 無茶だな
”好き”
無駄 それにどうせ叶わない
もういっそこのままずっと
君の欲の捌け口で構わない
だって君は僕のこと
そういうことでしか必要としないだろう?
だったら僕は君の
そういう便利屋として
私情を握り潰して
笑ってあげるよ
君とはそういう運命だったんだ
うん そうやって割り切ることも
今ならできそうだよ