トルコ行進曲
こちらに来て早々、メンバーの2人が高熱と下痢でダウンし病院に行きました。
2日ほど仕事できず、ホテルで寝込んでいました。私は、腹は強いほうなので
ぜんぜん問題なかったのですが、前の日食べた何かが腐っていたのだと思います。
後で聞いた話によると、2人は工場付きの病院につれていかれ、医者に見てもらった
そうですが、医者のくせに英語が通じず、かなり苦戦したようです。
でも、いい経験になったことでしょう。なにせ、今まで日本人でだれも行った事の無い
ところに行けた訳ですから・・・・・・・・・
私の方は、めっぱ(ものもらい)が出来てしまい、ぼっこり腫れて目が半分ぐらい
しかあかない程になってしまいました。現地スタッフに「どうしたの?」と
たずねられましたが、「めっぱ」ということばの英語など今まで使ったことも無く、
どう説明したら良いかわからなかったので「見ての通りです」と答えておきました。
工場事務所に「ゲンタシン」という名前の軟膏が置いてあったので、それを塗ったら
1週間程で完治しました。
今はみんな元気で仕事をしております。
日本では、食堂で出されたものが腐っているという警戒はほとんどせずにぱくぱく
食べてしまいますが、こちらでは、口に入れて「おかしいな」と感じたときは、
すぐ口から出すぐらいの警戒心が必要です。ただ、来たばかりの時はこんな味の
料理なのだと納得してしまい、次の日えらい目にあったりします。
運ばれてきた肉料理をナイフで切ったとき、やけに赤くて「ミディアムレアーだな」
などと誤解してはいけません。そんな生焼けを食う習慣はこの国には無いのです。