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まず1つ目。
これは、今まで『宇宙人』『敵兵』等、呼び方が人それぞれ、バラバラだったからだ。
2つ目の、『回収ロボット』とは、以前回収したロボットを開発班が改造したロボットの事である。
今度からは、セイジに代わって、彼らが運ぶ。
そして3つ目。
今回の会議のメインテーマだ。
2度の戦闘で、『宇宙人』に本部の場所が知られている。
なぜそんなのがわかるのかというと、2度目。『機械兵』は、本部に連絡をしていた。
〈ガキどもを発見！直ちに戦闘に……〉
と。そしてヒトミが斬り捨てた。
消えた部隊を探していた部隊が、そう離れていない場所で消えた。
これのさす意味。
『ガキどもの拠点は”消えた部隊の場所”からそう離れていない場所にある』
『宇宙人』に総攻撃をかけられたら、間違いなく全滅するだろう。
それに、あと1つ、理由がある。
それは、『今、本部からの眺めがいい事』だ。
一見良いようだが、裏返すと、『宇宙人から発見されやすい』ということである。
もともとは、小さかったが、森があり、『眺めは悪かった』。が、さっきの戦闘で、焼き払ってしまった。
2つとも仕方がなかった事だが、『宇宙人』に”本部”を知られ、本部も丸見えな今、直ちにこの”本部”を手放す必要がある。
だが、手放した後。
本部が出来るまでの数週間。どうすればいいのか。
これが何よりの問題だったが、リョウの一言により解決。
「本部を移動式にすれば？」