小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!
二次創作小説
|
官能小説
ホーム
|
新規登録
|
novelist.jpとは
|
作品一覧
|
ランキング
|
コミュニティ
|
製本印刷
|
利用ガイド・ヘルプ
|
ログイン
マイページ | 小説の投稿 | 投稿作品の管理 | あしあと | メッセージ | プロフィール確認 | 設定変更
人気のタグ
|
ユーザー検索
|
コミュ検索
|
タグ
タイトル
紹介文
R-18作品を含まない
伊達梁川
プロフィール
投稿作品を見る
お気に入り作家を見る
ブックマークを見る
novelistID. 29227
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン
>> PASSWORDを忘れた!
作品詳細に戻る
冬の詩
INDEX
|1ページ/4ページ|
次のページ
雪になったら
じっとしていられなくて
目的もなく歩いている
あなたを失った私に
追い打ちをかけるように
冷たい雨が降っている
誰かが落とした
片手だけの手袋が
踏みつけられて
もう来ることのないだろう
主を待っている
せめて
涙でも出てくれたなら
手袋に流してあげられたのに
今は見なかったふりをして
通り過ぎるだけ
この雨が雪に変わったら
そう 雪になったら
この空洞が
埋まるかもしれない
下を向き歩いていた私は
そうっと空を見る
作品名:
冬の詩
作家名:
伊達梁川