小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!

二次創作小説 https://2.novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
オンライン小説投稿サイト「novelist.jp(ノベリスト・ジェイピー)」
永山あゆむ
永山あゆむ
novelistID. 33809
新規ユーザー登録
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン

 

作品詳細に戻る

 

OATH~未来につなぐシルベ~第一章(第8話(後半))

INDEX|1ページ/11ページ|

次のページ
 

第一章 第8話-新たな舞台(ステージ)へ- シナリオ分岐Aルート(剣の扉)



<「剣の扉」を選択><シーンNo.8-A-1>

 リディア、この扉の意味を理解したらしく、右手で指をパチンと鳴らしながら、

リディア「あ~、そ~いうことね!だったら、あたしはここよね!」

 リディア、ルンルン気分で『剣の扉』の前に立つ。

フェレル「おっ、分かってるじゃん!」
 レイナ「これで、すぐに決まりますね」

 二人はホッとする。

リディア「な~に、空気を読んでくれたと喜ぶかのようにホッとしてんのよ!」
フェレル「い、いや~別に~」
 レイナ「さ、さあ、フェイさん早く選ぼう!」
フェレル「そうだな」
リディア「・・・・・・」

 遠目で二人を見つめるリディア。
 フェレルは『剣と杖の扉』、レイナは『杖の扉』の前に立つ。

フェレル「これで決定だな」
 レイナ「ええ。これならお互いの得意分野が生かせそうですね」
リディア「よし!じゃあ、皆、いっせいに入るわよ!こっから先は一人になるけど、心は一緒だからね!」
 レイナ「はい!」
フェレル「分かっているさ」
リディア「じゃあ、皆、後で会おうね!せーの!」

 三人は一斉に扉を開けて進みだす。
 ざわざわしていたフロアが一気に静まり返った。

 ※イベント終了。それぞれの扉のダンジョンをリディア(剣の扉)→フェレル(剣と杖の扉)→レイナ(杖の扉)の順に攻略する。
  『証突の間 剣の扉 入口(リディアパート)』へと進む。

■証突の間 剣の扉 入口(リディアパート) <シーンNo.8-A-2>

 『剣の扉』の中へと入ったリディア。

リディア「さあ!行くわよ!」

 気合を入れてリディア、奥へと進む。
 ※イベント終了。操作が可能になる。

■証突の間 剣の扉 魔物との対決イベント(リディアパート) <シーンNo.8-A-3>

 少し進むと、魔物がリディアを出迎える。

  魔物「グルルルルル・・・・・・」
リディア「さっそく魔物のお出ましね!やっつけてやるんだから!」

 リディア、武器を構える。

リディア「さあ、かかってきなさい!!」

 リディアと魔物、お互いに自分たちの標的に向かって走り出す。
 ※イベント終了。魔物(魔法に強く、物理に弱い敵)×3と戦闘開始!(逃走不可)

<戦闘終了後>

 難なく魔物を倒すリディア。威張った態度で、

リディア「らっくしょうね!どうやら敵は、接近戦が苦手みたいね。こんな奴ら、あたしの敵ではないわ!一気に奥まで行くわよーっ!!」

 リディア、ルンルン気分で奥へと突き進む。
 ※イベント終了。操作が可能になる。

■証突の間 解放の間(リディアパート) <シーンNo.8-A-4>

 数々の仕掛けを攻略し、扉を開けるリディア。

リディア「よし!らっくしょう!」

 リディアの目の前に、巨大な扉が立ちふさがっている。

リディア「うっわぁ~でっかい扉だこと。どうやったら開くんだろう・・・・・・」

 巨大な扉に近づくリディア。扉に刻まれている文字を見る。

リディア「なになに。『己が来た証を証明せよ。3つの扉が光に満たされたとき、闇から解放されるだろう』か・・・・・・なんなんだろう」

 扉を触るリディア。すると、

リディア「あっ、丸いものを入れる穴が3つあるわ。そういえばさっき、丸い水晶のようなものを手に入れたわね。う~ん、どうすればいいんだろう?」

 ※ここでイベント終了操作が可能になる。

※巨大な扉の左側にある穴へ近づくとイベントが発生。

■証突の間 解放の間 水晶をはめるイベント<シーンNo.8-A-5>

リディア「『己が来た証を証明せよ』か・・・・・・もしかしたら、出てきた扉の位置と同じ場所に置くのかもしれないわね・・・・・・」

 リディアは、手に入れた『赤の水晶』を左側にある丸いくぼみにはめてみる。
 すると水晶は光りだす。

リディア「おっ!やっリぃ!やっぱ、あったまいいわねぇ、あたし」
 
 リディア、自画自賛するが、

リディア「あ、あれ?」

 扉は開かない。

リディア「う~ん、反応はあるけど閉じたままか・・・・・・これは二人を待つしかないのかな。あと2つの扉の出口もあるみたいだし・・・・・・早くこないかなぁ~」

 リディア、扉の前にある階段に座り込む。
 ※イベント終了。『剣と杖の扉(フェレルパート)』へ進む。

■証突の間 剣と杖の扉 入口 (フェレルパート) <シーンNo.8-A-6>

 『剣と杖の扉』の中へ入っていくフェレル。

フェレル「さて、行くとするか」

 フェレル、冷静な表情で奥へと進む。
 ※イベント終了。操作が可能になる。

■証突の間 剣と杖の扉 魔物との対決イベント (フェレルパート) <シーンNo.8-A-7>

 少し進むと魔物がフェレルを出迎える。

フェレル「でたな・・・・・・」

 フェレル、すぐに剣を抜き魔物に突撃。
 ※魔物A(物理に強く、魔法に弱い)×2、魔物B(物理に弱く、魔法に強い)×1と戦闘開始!(逃走不可)

<戦闘終了後>

 難なく倒すフェレル。

フェレル「当然だな。やっぱ、接近戦一辺倒のリディアや結晶術に特化したレイナよりも、我ながらバランスよく熟(こな)せる俺がこの扉で正解だったな。この調子で先に行くとするか」

 さらに奥へと進むフェレル。
 ※イベント終了。操作が可能になる。

■証突の間 解放の間(フェレルパート) <シーンNo.8-A-8>

 『剣と杖の扉』の間を攻略し、巨大な扉のあるフロアへと来たフェレル。

フェレル「どうやら、抜けたみたいだな」
リディア「フェイ!」

 先にいたリディアが、巨大な扉の前に立って手を振っている。

フェレル「リディア!」

 リディアの下へと駆けつけるフェレル。
 リディア、両手を腰に手を当てながら、

リディア「もぅ~遅いわよ!」
フェレル「悪い・・・・・・で、なんだ、この巨大な扉は?開かないのか?」

 リディア、左端にはめた赤の水晶を見ながら、

リディア「うん。どうやら、各部屋にある三人分の小さな水晶が必要みたいだわ。フェイも扉の中で手に入れたんじゃないの?」
フェレル「ああ。そういえば・・・・・・」

 『剣と杖の扉』の間で手に入れた、『黄色の水晶』を取り出すフェレル。
 彼は、リディアにそれを見せる。

フェレル「これか?」
リディア「そう、それ!『己が来た証を証明せよ』って扉に書かれているから、恐らく自分が入った扉の位置にそれをはめたらいいんじゃないかな~と思うんだよね~扉が反応したしね」
フェレル「へぇ~おまえにしてはめ・ず・ら・し・く、頭をつかっているじゃね~か」
リディア「あ、あたしだって、これぐらい考えられるわよ!なによ、いかにもあたしが好き勝手やってるって聞こえるじゃない!」
フェレル(十分、好き勝手やってるって・・・・・・)

 本音を心の中で留めるフェレル。

フェレル「ま、まあ、そういうことにしといてやるよ」
リディア「そういうことって・・・・・・もぅ!」
フェレル「と、とにかく、自分が入ったのと同じ扉の位置に水晶をはめればいいんだな」
リディア「ええ。さっきからそう言ってるじゃない」