小説が読める!投稿できる!小説家(novelist)の小説投稿コミュニティ!
二次創作小説
|
官能小説
ホーム
|
新規登録
|
novelist.jpとは
|
作品一覧
|
ランキング
|
コミュニティ
|
製本印刷
|
利用ガイド・ヘルプ
|
ログイン
マイページ | 小説の投稿 | 投稿作品の管理 | あしあと | メッセージ | プロフィール確認 | 設定変更
人気のタグ
|
ユーザー検索
|
コミュ検索
|
タグ
タイトル
紹介文
R-18作品を含まない
葵ハル
プロフィール
投稿作品を見る
お気に入り作家を見る
ブックマークを見る
novelistID. 35043
E-MAIL
PASSWORD
次回から自動でログイン
>> PASSWORDを忘れた!
作品詳細に戻る
ある恋のお話。
INDEX
|1ページ/1ページ|
ある昼下がり、小さな駅に1本のビニール傘。
誰かが待合室に忘れていったのだ。
ぐるりと周りを見渡してみる。
私以外、誰もいない。
静かな時間だけが過ぎていく。
「そういえば今何時だろう?」
ここからでは確認出来ず時計を覗き込む。
すると正面からビニール傘を持った男の人がのんびりと入ってきた。
そして私の隣にそっとかけた。
「あっ!」
私は思わず彼を見る。
彼は本を読んでいた。
しかし電車の音を聞くと、急いで出て行ってしまった。
私は勇気を出して彼に声を掛ける。
2本のビニール傘は嬉しそうにいつまでも寄り添っている。
作品名:
ある恋のお話。
作家名:
葵ハル