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ビタァチョコレイト

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電車で本を読んでいても、なかなか頭に入ってこない。状況が理解できない。少し、難しい本だな…。活字じゃなくて、頭の中には彼女のチョコを欲しがる切ない声。電車は5分遅れてる。
 駅に着いて乗り換える。そこで、小さな売店を覗き、迷う。彼女へチョコを買おうか、買うまいか。
 やめた。電車が来てしまう。それに本の貸し出し期限だってあっという間に来てしまう。買うなら駅の近くのコンビニにしよう。今日は風が強いから、何か温かいものでも買って食べながら帰ろう。
 改札を抜けて、旧友の顔を2人見つけて、コンビニに入って、彼女の好きなチョコを選び出して、レジまで行って、僕はから揚げの串刺し。
 ただ、彼女の驚いてありがとうって言うあの顔が見たいだけで、僕は何をしてるんだろうか。これでもし、彼女も今日チョコを買ってたら…自分で食べるしかないのだろう。あぁ、から揚げおいしい。





 ねぇ、君は今頃何してる?
 




作品名:ビタァチョコレイト 作家名:もの