どうにかなっちゃう---。
‐‐‐さあ、力を抜いて。ゆっくりと目を閉じて‐‐‐
言われるままに、私はベッドに横たわり、瞳を閉じる。
あの人の手。
そよ風の様に、私の産毛の上を動きだす。
‐‐‐ああっ‐‐‐
‐‐‐声を出さないで‐‐‐
繊細でリズミカルな動き。
私の身体を知り尽くした様なタッチ。
‐‐‐最高の快感‐‐‐
‐‐‐行きます‐‐‐
目を閉じてるから、余計に敏感に感じる、固い感触。
スッ!
あっという間に私の中に入って来た。
入口から、浅く、丁寧に動く。
吐息が漏れる。
頬が染まるのがわかる。
‐‐‐えっ?そんなに深く?‐‐‐
あの人は私の深い所まで入って来た。
‐‐‐すごい‐‐‐こんなになっちゃって‐‐‐ネチョネチョ‐‐‐
あの人が呟く。
‐‐‐恥ずかしい‐‐‐どうにかなっちゃう‐‐‐
意識が遠のく私。
私の身体を操るあの人。
他人には言えないが、私の最高の時間。
ふと気がつくと、彼女が微笑んでいた。
「はい。終わりましたよ。凄く溜まってましたよ!
自分でも時々はして下さいね。
み・み・か・き!」
作品名:どうにかなっちゃう---。 作家名:RSNA