うた
メイデー
あの日はきっときっと 何かが起こるはずだった
だけど二人の影は伸びきって そのままぱんっと弾けたのさ
意味なんてないけど 贈り物のぬいぐるみと
本気で書いたラブレターを もじもじしながら手渡すんだ
そんな5月の昼下がり
※
まだ先へ行けば ずっとこのまま走り続ければ
君という街に辿り着けたかな 少しは僕は救われたのかな
まだ上へ昇れば ずっとこのまま歌い続ければ
君の心の中の闇に辿り着けたかな 少しは僕もましな人間になれたのだろうか
あの日の現実逃避 何もない毎日だった
だから二人の手は離れて そのままふっと消えたのさ
意味なんて知らないけど 窓際の花瓶と
同じような感情が ぞろぞろ並んで歩いてきたんだ
そんな5月の雨上がり
どう笑っても 何を叫んでも ここでさようなら
理想ばかりを唱え続けて 部屋に籠って泣き続ける
※repeat
あの日はメイデー
僕のメイデー