女嫌い♪
無関心って凄いんだぜ
そこに居るのに 居る気配を感じないんだ
本心から
あぁ~居たの? って言うんだぜ
怖くね?
おいら、そんな風に言われたら
どうすんだよぉ~
凍り付いて
哀しいのに涙が出なくって
最高にむかつくんだろうなぁ
キャパがまだ充分ならシカトで済ませても
その内満杯になっちまったら・・・
今だから言える
大人になったから言える
あの頃の許容量は幼いからこそ、持てたと判る
残酷な大人も居たもんだ、って振り返る
鮮明に蘇る
猫撫声
少し甲高くて少し舌足らずで
うふふ と微笑む裏側に
嫉妬と憎しみと哀れみを持った優越感
今なら嗅ぎ取る力が有るけれど
幼い無垢なあの頃は
微笑みと舌足らずの甲高い声を
優しいお姉さん、と全てを委ねた
人は見た目なんぞ当てにはならぬ
女嫌いの原点がそこに有ったと今頃気付く