キャッチボール♪
僅かな気遣いに気付けないばっかりに
会話をしても対話が無い
否 対話ができない
おんな
「ボールを投げたら受け止めて投げ返してよ」
おとこ
「受け止めるように投げろよ」
傲慢に言い放つ
こんな輩が多すぎる
動かずして手になど入るものか
自らが求めるものは他者も求める
ならば応えてやらねば
ささやかな気遣いに気付けないばかりに
憶測と推測が自信の無さを増幅させる
とっても簡単なのに
気付けない些細な応答は
とてもシンプルな言葉であったりするのに
離れていきつつ有るおんなの揺らぎを
知る術もなく
溝ばかりは視えないからこそ深さも底無し
積み重なった帰ってこないボールを
戻らなくても良いよと全て放り投げる
もうお終い
投げ返せば良かったと気付く事もなく
「もっと上手く投げてくれれば良かったのに」
とおとこは泣ごとを言う
おとことおんなの永遠の課題なのかね
これは