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俺とみこの日常 5話

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「疲れたな」
家に帰って、まず初めに言った一言だ。
「確かに疲れたね」
もう今日は早く寝るか。そう思っていた矢先。
♪〜♪〜
「あれ、そーくん。お客さん」
「こんな時間に珍し……もしかしたら!!」
玄関に向かって走る。
もしかしたらまりちゃんではなかろうか。
やっぱり俺がついていけばよかった。
ガチャ
「まりちゃん!!」
「どうしたの?蒼大?」
「すいません。人違いでした」
ガチャ
なんで母ちゃんがここに…!もしかしたら!
ガチャ
「蒼大、まりちゃんって誰だ」
「すいません。人違いでした」
ガチャ
親父までいやがる。
もうすぐ正月だからか?
ガチャ
「そうだ」
「何故俺が考えていることが分かる……!」
「なぜ?愚問だな。親だからに決まってるだろう」
「失礼しました」
ガチャ
さっさと帰ってくれねえかな…。
ガチャ
「そうかそうか。蒼大がそう思ってるなら仕方ない」
「親父…!」
分かってくれたか!なら早く帰れ。
「家族みんなでおせち食おう!」
「何も分かってねえーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
「そーくん、うるさい。さっきから何を…」
「来るな!みこ!!」
めんどくさくなるから。
「おお、みこちゃん!」
「おじさん!!それにおばさんも!!」
「みこちゃん、呼び方」
母ちゃんに指摘され、言いなおす。
「パパ!ママ!」
それはどうかと思う。
「じゃこのまま正月明けまでここに居座ろうか」
言い方がおかしい気がする。
「アナタ、もっと居てもいいって蒼大が」
「言ってねえ!!」
作品名:俺とみこの日常 5話 作家名:ざぶ