俺とみこの日常 5話
注:視点変更(蒼大)
このパーティも、もうそろそろ終わるか、という頃。
「今から今回の目玉企画!プレゼント交換をします!」
という健太の声が響く。
「あ…」
やばい。持ってくるのを忘れた。
今から取りに帰るか?いや、でもそれじゃあ遅れて迷惑かかるし…。
そう思っていると、
「はい。これ」
みこが持ってきてくれていた。
「あ、ありがとう!」
「玄関に置きっぱなしだったから」
「みなさん、俺の周りに集まってください!」
「みんなどんなの持ってきてんのかな〜」
そんな声が聞こえる。確かにそれは気になる。
「それでは始めます!」
♪〜♪〜
曲が流れ始める。
その間、どんどん回していく。大きいものから小さいものまで。
ちなみに文章からは伝わりづらいが、健太もちゃんと混じっている。
〜♪
曲が止まった。
「それではみなさん、お手元のプレゼントを開けてください!」
やたら小さい箱だな。まあいいや。開けてみるか。
「………」
中には500円。
それと紙が一切れ。
『今年の500円!珍しいよね!?』
「今年はあと数日で終わりじゃぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」
「あ、それ多分私のプレゼント」
まりちゃんの声が聞こえる。
…みこの友達は変なのしかいないのか?………まあ、俺も人の事は言えないか。
他の人のも結構凄かった。
おっπ(←自主規制の類です☆(ざぶ))マウスパッドや、2次元美少女キャラの抱き枕カバー等だ。
こんなもん誰が持ってきた。
作品名:俺とみこの日常 5話 作家名:ざぶ