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タイトル：俺とみこの日常
作者：ざぶとんくん
協力者（タイトル＆アドバイス）：遠山（リア友）

本文

キーンコーンカーンコーン
「起立」
ガチャガチャッ（椅子の音）
「気をつけ、礼」
「「「「お願いしまーす」」」」
「着席」
ガチャガチャッ
「よーし。じゃ、始めてください」
先生のその一言で、みんな一斉にテスト問題を解き始めた。
「はぁ」
俺は、問題を見て、みんなに聞こえないよう小さくため息を漏らす。
問題が簡単すぎる。

問1
「X＝３のとき、次の問題を解きなさい」
・Y=3X+5

なめてんのか？という気にならなくもないが、これは中学1年生のテスト、高校生からすると簡単で当たり前だ。
なぜ高校生が中1のテストを受けているのか。
大雑把に説明すると、
高1の俺と中1のみこの身体が入れ替わったから。
もっと詳しく知りたい方は4話を見てください。

テスト開始から10分後には解き終わった。
暇だなぁ…。
あと40分をどう過ごすか。ってかこれがあと2回続くのか……、つらいな。
みこは今頃何をしてんだろ。ぼろが出てないか心配だ。