最高のプレゼント
そんなふうに思っていた数日前
健康診断が要精検になり
12月の結果でガンの可能性が高いと指摘されました。
健康診断の数日前にハーフマラソン大会に出場して
そのまま500キロ以上運転して自宅に戻りました。
その数日後に登山をしました。
ほとんど疲れることもなく 健康すぎるくらいに健康のはずでした。
組織検査をして4日間で激やせしました。
結果が出るまでの2週間、いろんなことを考えました。
生に執着していないと思っていたけれど
<生きたい>ということもはっきりとわかりました。
自分だけの身体ではないということもわかりました。
地震や津波で唐突にいのちを奪われた人の無念さを
思いました。
わたしはまだ余命だってあるはずなのだから・・・
自分の最悪のことも考えました。
結果は陰性でがん細胞は見つかりませんでした。
クリスマスの一日前に
<健康>という最高のプレゼントをいただきました。
それにしても
昨年の健診ではまったく異常がなかったのに・・・
この歳になれば 【死】のほうに近づいていくのは
わかっていたはずでした。
でも こんなにも自分がうろたえるとは 思いもしませんでした。